土曜日が好き

土曜日が好きなので

②気絶特集

ーみなさん、こんばんは。2回目です。今日の特集はこちら

 

気絶特集

 

そんなつもりなかったのについつい気絶してしまうんです…。どうして自分はいつも気絶してしまうのか…。そういった気絶にお悩みの方が前向きに気絶を捉え直すため活動している、プロ気絶士の吉田さんをお迎えして、今夜は気絶についての新しい考え方のヒントを探っていきましょう。というわけで、今夜はよろしくお願いします。

 

吉田:よろしくお願いします。

 

ーさて、まずは吉田さんの簡単なプロフィールをご紹介いたします。吉田さんは、新潟県のお生まれで大学進学の際に大阪に引っ越されました。大学時代に何度も気絶に悩まされた経験から、独自の気絶対策のアプローチを模索。そして大学卒業間近に、後に「自己肯定的気絶法」と呼ばれる気絶のノウハウを確立。それを提唱する活動を行うなかで、気絶アドバイザーの資格を取得。以降プロ気絶士として気絶関係のカウンセリングを行なっております。主な著書に「気絶入門」「気絶しちゃえよ」「気絶占い」などがあります。

 

吉田:はい、紹介いただきありがとうございます。

 

ー「気絶占い」は私も読ませていただきました。これ、とても興味深い内容ですよね。またこの人は新しい気絶のカタチを見つけ出したなと(笑)

 

吉田:ははは、ありがとうございます(笑)

 

ー私も実際に本を読みながら、昨晩気絶占いをしてみました。

 

吉田:どうでした?

 

ーあと50分気絶していたらルース:コンシャスネスだったんですが…おしかったです…。

 

吉田:落ち込むことはないですよ。そう簡単に理想的な気絶は出来ないものです。

 

ーそうですよね。さっそくこれから気絶について色々お話を伺いたいのですが、その前に「気絶」とはそもそもなんなのか、ピンと来ていない方もいると思うので、基本的なところを教えてください。

 

吉田:そうですね。広辞苑によると気絶の欄には、「失神」や「意識を失うこと」とありますが、ここで取り上げる「気絶」というのは、簡単にいってしまえば「寝落ち」ということになります。

ですが、世間一般がイメージする「寝落ち」よりもレベルが高く、強制終了的な意味合いが遥かに強いもの、急激な眠気によって正に意識を急に失ったかのように眠ってしまう状態を「気絶」と定義しています。

 

ー吉田さんの著書「気絶入門」によると、

(前略)人間の心と身体の関係で捉え直すと、一般的な睡眠は、心が身体を眠らせようとした結果起きるものであるが、(中略)気絶はその逆で、身体が心を眠らせてしまうことである。

と書かれていますね。もはや自分の気持ちなどではコントロールが出来なくなるという意味でしょうか。

 

吉田:そうです。精神は身体に対して支配権を持っていると脳は知覚しています。ですが、人間が気絶をする瞬間だけは、身体が支配権を持つ。これを「むっちゃ気持ちええなぁ」と捉えることが、肯定的気絶に繋がります。このように自分の精神力では決して抗えない感覚を抽出し、快感に変換していく方法論を追究したものが私の提案する「自己肯定的気絶法」なのです。

 

ーなるほど。私は気絶後に空虚感や無力感に苛まれるのですが、これは自己否定的気絶になってしまっているのですね。

 

吉田:残念ながら、そうなります。確かに、気絶から目が覚めると電気やテレビは付けっぱなし、食器も洗ってない、歯磨きもしてない、浅い眠りで疲れは取れない、明日は仕事。これじゃあ自分を責めてしまいますよね。私も何度もこの苦しみを味わってきました。だからこそ、この状況を楽しむことがナーイス気絶の第一歩となります。

 

ーおお!出ましたね、「ナーイス気絶!!」これは吉田さんの提唱する「気絶叫言葉」の1つですよね。

 

吉田:はい、気絶から目覚めた瞬間に絶叫する言葉をあらかじめ決めておいて、気絶後にその言葉を叫ぶんです。もし今夜気絶して、目覚めたら「いや夢なんか〜〜〜〜い!!」と叫ぶぞ。ワクワク…というようにね。

上級者になると、あらかじめ決めずに目覚め時のフィーリングで気絶叫する場合もあります。また、最近は起きた時刻の気絶叫が流行していますね。「にじよんじゅうろっぷ〜〜〜ん!!!!」とか。

 

ー気絶にワクワクを付加していくわけですね。

 

吉田:せっかく気絶したなら叫ばないと損ですから。

 

ー吉田さんは気絶寸前のどうにもならない時間がなによりも気持ちいいとおっしゃっています。

 

吉田:最高ですね。有意識と無意識の境界地点にいる感覚、何物にも替えがたいです。

 

ーさっそく今夜の気絶が楽しみになってきました。ちなみに話はそれるんですが吉田さんは週に何回ほど気絶されてるんですか?

 

吉田:…………。

 

ー吉田さん?

 

吉田:……………。

 

ーさすが。素晴らしいタイミングのナーイス気絶です。吉田さんが気絶されたところで、音楽を流して今日のコーナーを終わらせていただきたいと思います。吉田さん、今夜はありがとうございました。char「気絶するほど悩ましい」

 

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https://m.youtube.com/watch?v=KzCKvWpZgaU

 

 

ー次回の特集コーナーは、グヘヘ男子とフヘヘ男子特集!!おたのしみに!